告知

告知 ★ 4.19① 最高裁正門前アピール 16:00〜16:40 ②首相官邸前抗議 17:30~18:15

2024年4月18日木曜日

20240413 新宿アルタ前街頭宣伝 広島で避難者問題に取り組んでいた若い女性が訴え。 地震列島に原発は無理! 

4月13日(土) 恒例の新宿アルタ前街頭宣伝を行いました。


ご参加、拡散下さった皆さま、ありがとうございました。


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アルタ前街頭宣伝

・日時:413()  14001500     

・主催:脱被ばく実現ネット

 

能登半島地震が突き付ける「地震列島日本に原発は無理」!

なかったことにさせない 福島原発事故と被ばくの事実!

いまだ原子力緊急事態宣言発令中

高濃度汚染地域に帰還させるな! 原発避難者の住まいを奪うな!

セシウムもストロンチウムも垂れ流し 放射能汚染水 海に流すな!

水俣~福島 健康被害隠蔽、加害企業優遇を許さない!

 

子どもを被ばくから守ろう!

“子ども脱被ばく裁判”、“311子ども甲状腺がん裁判”のご支援を!

 






 ご参加、拡散下さった皆さま、ありがとうございました。
 新宿駅前は春の暖かい陽気に いつにも増して物凄い人の波でした。 
 参加者は13名で、いつも常連のように来て下さる方々には本当に感謝です。 
 今日は大学院で避難者問題に取り組んでいる若い女性から連絡があり、急遽参加して下さって。。。スピーチも2度してもらいました。 
 若い人が関心を持ってくれたことにボランティア仲間達、参加して下さった支援者の皆さんも とても嬉しくスピーチが終わると皆が拍手!
 お陰でとてもよい街宣になりました。 これから色々と繋がって下さるとの事ですから楽しみになりました。(O)



***
 当日は初夏の様な陽気で人通りも多く、私たちの隣では「九条の会」の方々の街宣もあり、現地はカオス状態。マイクの声がどれほど人々に届いたのか、の思いはありますが ビラもそれなりにはけ、一定の効果はあったのではないかと思います。(S)







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気温が上昇を続ける中での街宣となりました。

想定外の出来事でしたが、アルタ前のお隣のスペースで「九条の会」が街宣されていました。

「コラボ」!?微妙な面白さを感じました。

13名の参加者があり、広島で避難者の研究と支援をされていた大学院生Sさんのスピーチに

感銘を受けました。若い世代が避難者の為に動いてくれていることに感謝と感動を覚えます。

チラシを受け取ってくださる方もいれば、「あんたらバカか!」と吐き捨て、去っていく初老の男性もいました。

異なる信条を持つ他者への一方的な攻撃は如何なものかと思います。かつて辿った誤った道筋をまた繰り返しつつある昨今、「九条の会」の皆さまにもエールを送りたいと思います。

街宣後、歓談する中でSさんが「避難者が広島に来たのは、被爆者がいたから」と言われました。“被ばく”の悲しい連鎖に禎子さんの折った折り鶴のことなどがふと頭に浮かびました。今のところ

この悲しみの終わりは見えません・・・。(I)









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アルタ前はビルの老朽化からか再開発の動きがあるようです。
私たちは3,11以後、文科省前の抗議行動から始まり、
国会、官邸前、そして街頭に出て有楽町交番前、渋谷ハチ公前、
現在の新宿アルタ前での街頭行動につながり定着しています。
街頭に出て、人の流れを見ていると、その場所場所に特徴があり
住む場所を失ったであろう人がアルタ前に何か月か前からか
少ない荷物とともに座っています。
信号が青になるとアルタ前は人の流れが動き出し、荷物や敷物が敷いてある傍を
人々は目に入らないかのように通り過ぎますが、能登地震発生から少し
アルタ前を通り過ぎる人の中に、まともな(?)表情をして私たちの掲げた横断幕や
アピール文を読み、チラシを受け取る人が少しずつ増えている変化を感じた
アルタ前でした。
その間を縫って写真を撮りました。(M)







2024年4月4日木曜日

【報告】2024年 3月31日(日)のイベント「福島原発事故、能登地震からの教訓 最悪の事態に備えて私達に出来ること」

 こちらで告知した通り、以下のイベントを開催しました。

日時:2024年 3月31日(日) 14時~16時30分(開場13時30分)
場所:港区男女平等参画センター・リーブラホール(1階)
テーマ:「福島原発事故、能登地震からの教訓 最悪の事態に備えて私達に出来ること」
主催 脱被ばく実現ネット・劣化ウラン廃絶みなとネットワーク

主催者の宮口高枝さん挨拶

第二部 藍原寛子さん

第三部 メルボルン大学からオンライン参加の小川晃弘さん


 

以下、当日の動画とプレゼン資料&レジメ&配布資料です。

●主催者挨拶 岡田俊子
●第1部 柳原敏夫さんのお話
「12.18子ども脱被ばく裁判判決と1.15避難者追出し裁判判決による311後の日本社会のレントゲン診断」その1




プレゼン資料

●第1部 柳原敏夫さんのお話 
「12.18子ども脱被ばく裁判判決と1.15避難者追出し裁判判決による311後の日本社会のレントゲン診断」その2



●第2部 藍原寛子さんのお話  
「原発事故と大災害ーショックドクトリンに巻き込まれずサバイバルする方法」

●第3部 ディスカッション その1   
原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加) 



●第3部 ディスカッション その2  
原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)   

●第3部 ディスカッション その3(27分)  原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)


●第4部 会場との質疑応答 その1(5分)   原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)

 

●第4部 会場との質疑応答 その2(4分)   原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)


●第4部 会場との質疑応答 その3(3分)   原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)


以下は、参加者から寄せられた感想です。

①日本は未だにアメリカの占領国で属国なので司法権までが独立国として存在しない。
「終わらない占領との決別」目を覚ませ日本!かもがわ出版より

②早朝から仕事だったためところどころ寝てしまった。
 もう一度資料をしっかり読み直します。
 原発により被害をこうむった人は人権がふみにじられている。その通りだと思います。

③仕事で途中から参加でしたがとても大事なことを沢山勉強させていただきました。ありがとうございました。是非「チェルノブイリ法日本版」の会に賛助会員として入会したいです。よろしくお願いします。

3/15首相官邸前デモでチラシをもらって今日来ました。チェルノブイリ法は初めて知りました。私の身辺には反原発の考えの人は少ないのですが今日の話をきいて私ができることを私なりにやっていこうと思いました。ありがとうございました。

⑤チェルノブイリ法どうなったんだろうと思ったけどブックレットするんですね楽しみです。国際人権法だと前田朗さんが有名だけど今更寄稿はむずかしいですね。

⑥切実な問題ばかりで、日本社会はこのままバカバカしく死んではいられない 
生きているうちに見たいです。
正しい情報をいかに手にするか?多くの情報を集める!日本の現状に
肉声のきける、充実した時間でした。

⑦公共事業から発する問題への関わりにより、福島震災・原発事故被害関連の訴訟の法廷傍聴を重ねて参りました。私自身どちらからの案内か忘れておりますが、もっと多くの人に本日、来場、聴講頂きたく思いました。登壇者方のご主張や活動を知る機会となりました。より深く知り、学びたく思います。しばしば耳にしたのみのショック・ドクトリンについて理解が進みました。チェルノブイリ法日本版についても。

⑧藍原寛子さんの話が大変興味深かった。長期政権は腐敗しますね。東日本大震災の教訓は生かされるのだろうか?チェルノブイリ法の作成は必須。しかし、立民しだいで骨抜きにされるかも?

3.11があり、時を同じうして東京スカイツリーが完成した。スカイツリーの余勢をかって、ジャズ・フェスの街おこしがあった。無償参加でジャズ・フェスに参加をあおる主催者。同時に福島の食材を使っての脱原発の動き、福島を食べて応援、と…。食材の放射能汚染濃度を調べ、開陳したのが疑問。原子力の平和利用キャンペーンに通じる安易な市民運動だったのだろうか?今も疑問に思っている。

⑩藍原さんのお話が、一般的には報道されない貴重な内容でよかったです。

 「チェルノブイリ法」以前にお話を聞いて何をどこから私たちは始めたらよいのかわからないまま今感じている「おかしいこと」「怒っていること」を伝えている運動をしています。ブックレットを読んでそのステージを少しずつ上げていきたいと思います。

⑪電車にコートを忘れて、駅であちこちさがしてもらって遅れてしまい、スミマセン

 4月から練馬駅直結の「ココネリ」という使い勝手の良いビルの集会施設を私が代表者として「レイバーネットねりまの会」として使えるようにしました。脱ひばく、甲状腺がんなどの集会で使えるように協力したいと思います。

⑫避難の権利、移住の権利は国際人権法でも認められている。労働の場でも認められるべき。戦争従事や原発での労働一般の職場でも受動喫煙、抗がん薬などの職場でのせっしゅなどで、危険があり、認められたり認められなかったりしている。公害国会で認められた14の法律が安全性を高めたというが、それをないがしろにされてきて、市民も他人事として、この権利を応援してこなかった事を反省したいです。

⑬柳原さんの熱意がどこからきているのか、人権が損なわれているのは原発事故被害者だけではなくそれを許している私たちなのだと感じさせられ、藍原さんのお話含め勉強になりました。ありがとうございます。ブックレットについて興味を持ちました。読んでみたいです。

⑭日本国家のあり様がはずかしい。沖縄に対して福島に対してそして軍国国家に向かってつき進んでいる。2人の講演を聞き考えたこと、以下に記す。

 能登に関して福島の教訓が生かされていない、とのことだったが行政の力が不足している。日本政府の力の入れかたも全然足りない。私たち国民は人間の形をした虫けら位にしか考えてないのでは。

 マスコミも福島の時より報道が交代しているように感じた。国が行政を批判せず地元民、個人の働きの評価が目立ったように感じた。

 抵抗することは生きること、共有します。

⑮藍原さんのお話しは、現場に入ることで見えてくるものを紹介してくださって良かった。ショックドクトリンは様々な面に表われている。住民に対して被災されたことに対してほとんど期待に応えないこと、そしてそのことに対して思うようにならないこと。これによって無気力になること、これがナオミ・クラインが言っているショックドクトリンの「効果」である。チェルノブイリ法日本版をどのように実現するか、難しい課題ではある。目の前の様々な課題に立ち向かい解決していくことで「時間がとれない」のですが、文案を見て別の視点から考えてみたいと思います。


2024年3月24日日曜日

20240217 3月31日(日) 催しのお知らせ「福島原発事故、能登地震からの教訓 最悪の事態に備えて私達に出来ること」

 皆様

脱被ばく実現ネットは劣化ウラン廃絶みなとネットワークとの共催で

3月31日(日) 14:00〜16:30

港区男女平等参画センター・リーブラホール(1階)

にて以下の催しを行います。

皆様、ぜひご参加ください。

↑画像をクリックするとPDFファイルが開きます。印刷してご利用ください。

また、チラシを配布して下さる方はお送りいたしますので、下記までご連絡ください。
  toshiko_english@xf7.so-net.ne.jp  岡田まで

よろしくお願いします。


2024年3月12日火曜日

240311福島県の自主避難者に対する強制執行の撤回を求める緊急オンライン署名のお願い

3月8日、避難者追出し裁判の原告福島県が自主避難者が避難している仮設住宅からの退去を求めて強制執行に着手しました。以下、弁護団の抗議声明です。

裁判の最中に建物明渡しの強制執行の申立に出た福島県に抗議する

本日3月11日、その撤回を求める緊急のオンライン署名をスタートしました。
チェルノブイリ法日本版のような人権法が日本になければどういうことになるのかの生きた見本とそれに対する抵抗の見本です。
日本のみならず世界中から一人でも多くの賛同、拡散をよろしくお願いします。 

緊急オンライン署名
福島県は避難者に対する強制執行の申立てを撤回し、国際人権法基づく人道的な措置を実行して下さい。
 

他方で、福島県の強制執行を応援するために、新潮社が以下の記事をアップしました。
その中で《避難者側の代理人は国際人刑法に反するなどと主張した》などと出鱈目だらけのひどい記事です。 これを書いた記者は一度でも避難者側の代理人の主張(ー>最初の主張)を読んだことがあるのだろうか、と思いたくなります。

 
SmartNews"大震災から13年 都内タワマンに家賃を払わず住み続け、福島から訴えられている自主避難民 県の担当者に現状を聞いた" 

 

2024年3月9日土曜日

240309避難者追出し裁判が終わらないうちに避難者の追出しの強制執行を申立てた原告福島県に抗議する

 以下は、昨日3月8日、避難者追出し裁判の裁判(その概要>こちら)の最中に建物明渡しの強制執行の申立に出た原告の福島県に対する被告弁護団の抗議文です。
福島県のこの強制執行の申立はもはや避難者を見捨てる(棄民扱い)のではなく、迫害している。しかも、迫害しているのは本来、県民を守るためにのみ存在することが認められる公的な組織。それは避難者の生存権に対する恥ずべき侵略行為ではないだろうか。

これに対して、3月11日スタートした、県の強制執行の撤回を求めるオンライン署名はー>こちら

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裁判の最中に建物明渡しの強制執行の申立に出た福島県に抗議する

2024年3月8日

「避難者追出し裁判」被告ら弁護団

        (2021514日、福島地裁の避難者追出し裁判第1回期日)

1、私たちは、福島県が福島原発事故で福島から東京の国家公務員宿舎(応急仮設住宅)に避難した避難者を被告として、その宿舎から退去することを求めて提訴した「避難者追出し裁判」の被告らの弁護団です。

本日、東京地方裁判所の6名の執行官が、被告が避難する国家公務員宿舎を訪れ、福島県が建物明渡しの強制執行の申立をしたから1ヶ月以内に荷物をまとめてここから出て行くようにと命じて、別紙の催告書(ー>PDF)を置いていきました。

2、しかし、「避難者追出し裁判」は終わっていません。被告らは、今年1月15日に言い渡された二審の仙台高裁の判決は国際人権法が避難者に認める居住権を無視するという誤りをおかしたもので破棄されるべきだと主張して、最高裁に上告しました。昨年10月25日、最高裁は国際人権法の動向を踏まえて、性別変更のための手術要件の法律は違憲であると全員一致で、二審の高裁判決を破棄しました。国際人権法の動向=世界の良識に敏感な今日の最高裁は「避難者追出し裁判」の高裁判決を破棄するかもしれないのです。

3、にもかかわらず、福島県は、最高裁の判決を待たずに、仙台高裁判決の中に建物の明渡しを仮に執行できるという仮執行宣言(※1)があるのをもっけの幸いにして、強制執行の申立に及んだものです。これは以下の理由から断じて許すことができません。

(1)、本来、強制執行は判決が確定し裁判が終わったのちに初めて着手できるのが原則です。しかし、事案によっては判決の確定を待っていたのでは被告に財産を持ち逃げされる等で強制執行が空振りになるおそれがある場合には権利者を救済するために例外的に仮の強制執行が認められます。これが判決に仮執行宣言をつけることです。しかし、本件では「判決の確定を待っていたのでは明渡しの強制執行が空振りになるおそれ」などなく、仮執行宣言を強行しなければならない合理的な理由は一つもありません。

(2)、なおかつ、一昨年9月に来日したダマリー国連特別報告者(2)は調査を終えて離日する直前に、この裁判に対し「賛成できない。避難者への人権侵害になりかねない」と国連特別報告者としては異例の厳しい警告を発しました。このように、この裁判は世界の良識がまゆをひそめるいわくつきの裁判です。裁判審理中での今回の強制執行の申立は、国際人権法が認める避難者の人権(居住権)に対する新たな人権侵害行為と言わざるを得ないからです。

4、避難者に対する住宅支援が打ち切られ、応急仮設住宅から転居できる条件のある人たちは転居しました。残っている人たちは、収入、仕事、体調、家族状況等から直ぐには転居できない人たちです。被告も、今すぐ転居する具体的な条件はなく、強制執行を強行されたのでは、寒空の下、戸外に追いだされ、たちまち路頭に迷うことになります。

5、だからといって、私たちは裁判の中で、避難者に未来永劫に応急仮設住宅の居住権を保障すべきだと主張している訳ではありません。あくまでも避難者を人間として扱ってほしい、人間として保障される人権(居住権)を尊重して欲しいと訴えているだけです。人権である以上、それは自分だけでなく全ての人の人権が尊重される必要があり、その結果、人権の「共存」が必要となります。その「共存」のあり方を示したのが国際人権法が保障する「居住権」です。それは「代替措置の誠実な提供」があれば明渡しを求めることができるというふうに人権の「共存」の折り合いをつけたからです。本件も本来ならこのようにすべきなのです。つまり、福島県は被告の現状を真摯にヒアリングして、どうしたら「代替措置の誠実な提供」が可能かを具体的に誠実に取り組むべきだったのです。しかし、福島県は今日に至るまで一切それをせずに、事前に、被告に強制執行の一報の連絡すらなく、いきなり問答無用とばかりに強制執行を申し立てたのです。これが、常々、県民に寄り添い、県民の復興を最大限支援するといった福島県の日頃のうたい文句とは間逆な振舞いであることは小学生でも分かる道理です。

6、国際人権法という世界の良識に照らせば、今回、福島県はまた1つ、重大な人権侵害をおかしました。今回の強硬措置の違法性は明らかです。福島県はただちにこの違法行為を撤回し、被告に謝罪し、上記に述べた人権の「共存」を実現するために、被告との間で真摯なヒアリングと「代替措置の誠実な提供」に向けての誠実な取り組みを開始すべきです。それが人権国家の名に相応しい行政の姿であると確信します。

7、にもかかわらず、不幸にして福島県がそれをしない場合には、今年4年ぶりに開かれる、日本政府が行っている人権侵害問題を世界で審査する国連人権理事会のUPR(普遍的定期審査)の場において、日本政府は、かつて世界からの警告にも関わらずアパルトヘイト政策を続けた南アフリカ政府と同様、国連特別報告者からの人権侵害の警告にも関わらずこれを無視して人権侵害を重ねるならず者国家として非難されるでしょう。それは、昨秋、NY国連本部で《我々は、人間の命、尊厳が最も重要であるとの原点に立ち返るべきです。我々が目指すべきは、脆弱な人々も安全・安心に住める世界、すなわち「人間の尊厳」が守られる世界なのです》と国際人権法に合わせて「脆弱な人々も安全・安心に住める世界」と「人間の尊厳」の重要性を高らかに訴えた岸田首相の顔にならず者という泥を塗ることになるのです。

8、私たちは、福島県に対し、直ちに本件強制執行の申立を取り下げることを求めます。


※1)仮執行宣言付きの判決
判決文の中に、
判決確定前であってもその判決に基づいて、仮に強制執行をすることができる旨の宣言がつけられたものをいう。この判決で、仮の強制執行を申立てるかどうかは権利者(本件の福島県)の自由である。

※2)ダマリー国連特別報告者




 

2024年3月3日日曜日

2024・2・19脱被ばく実現ネット 最高裁でのアピール及び、官邸前抗議行動 地震列島に原発作るな!動かすな!

恒例の官邸前抗議行動を2月19日(月)に行いました。

先月に引き続き16時から最高裁前で子供脱被ばく裁判判決へのアピール実施。

その後官邸前に移動、17時30分から抗議行動実施しました。


アピール

能登大震災の被災者と被災地に手厚い支援を急げ!

地震列島に原発作るな!再稼働反対!

福島原発事故の教訓を生かせ!

なかったことにはさせない、福島原発事故と被ばくの事実!

いまだ原子力緊急事態宣言発令中。

福島事故は継続中!棄民政策反対!

国と東電は被災者に充分な保障をせよ!

汚染水 海に流すな!

子どもたちの為に声を上げましょう。

↓官邸前 動画です。



みなさまへ

本日、あいにくの雨でしたが最高裁でのアピールと官邸前で抗議行動しました。

雨は16時前からやや雨足が強くなり、横断幕も出せず傘を差しながらプラカードを掲げてのアピールでした。

参加者のおひとりは福島原発かながわ訴訟原告団長の村田さん。

雨の中駆けつけてくださり、全般的な裁判の現状も交えて訴えてくださいました。

私からは、2011年4月11日、文科省通達がでて、子供たちは避難先から呼び戻されて

無用な被ばくをさせられたこと。安定ヨウ素剤は事前に配布されていたのはほんの一部で、服用出来たのは1部の方々だけ、安定ヨウ素剤は事前に手元になければすぐに服用できず、役に立たたなかった。

事故後、一般公衆基準値を年間1㎜㏜~20㎜㏜に緩和し、子供たちを福島にとどまらせ無用な被ばくをさせたこと。

風向きを知らせるSPEEDY情報を隠ぺいし、疎開もさせず、被ばくを避ける努力もせず、子供たちは無用な被ばくをさせられた。

最高裁は、憲法や国際法を遵守し子どもを護るまっとうな判決を出して、子どもたちの未来を守ってほしいと訴え、来月も最高裁にアピールに来ると伝えました。

官邸前に向かう中で、最高裁前に足を運んでおられる村田さんから、最高裁表門から見える2階の窓には裁判官室があると教えていただき、私たちの訴えが届いているかもしれないと嬉しくなりました。

最高裁前から官邸前に移動すると、日の丸や”国守衆”の旗、のぼり等が多くはためき、長い集会が続いていました。

私たちは麹町署に17時半前には終了予定を確認し、反対側の道路で待機。17時半少し前に、横断幕を掲示することができ、雨足が強くなることを警戒してプラカードは最低限掲示にて、官邸前抗議を実施しました。

雨模様の中、最高裁前のアピール参加者は5名、官邸前では7名の方の参加。

(M)





2024年2月18日日曜日

20240210 脱被ばく実現ネット アルタ前街頭宣伝

 2月10日 アルタ前街頭宣伝を行いました。

ご参加くださった皆様ありがとうございます。

アルタ前街頭宣伝

・日時:210()  14001500     

・主催:脱被ばく実現ネット

 

地震列島に原発は破滅への道 全原発を廃炉に!

能登大震災の被災者と被災地に手厚い支援を急げ!

災害救助よりも降下訓練イベントを優先させた人でなし政権

大軍拡より防災!

なかったことにはさせない 福島原発事故と被ばくの事実!

いまだ原子力緊急事態宣言発令中

高濃度汚染地域に帰還させるな! 原発避難者の住まいを奪うな!

放射能汚染水 海に流すな!

国と東電は被災者に謝罪と充分な補償をせよ!

 

小児甲状腺がんは人災だ 国と福島県は安定ヨウ素剤を配らず、避難もさせなかった責任を取れ!

“子ども脱被ばく裁判”、“311子ども甲状腺がん裁判”へのご支援を!


ボランティアの報告です。

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 皆さま 2.10アルタ前街宣、お疲れ様でした。。

 最近のアルタ前は 前後左右で様々な団体の集会が開かれ カオス化しています。それだけ政治に、看過出来ない諸問題が噴出しているという事でしょう。

 本日の街宣は三人でのスタートでしたが 次々駆けつけて下さった支援者のご協力で無事終える事が出来ました。感謝です。継続は力なり、を実感します。
 チラシの受け取りもまずまずで、例え月一回でも 市民へのメッセージを伝えるには なくてはならない場だと思いました。 (S)